LINEアプリで仮想通貨の預入・送金・決済・運用が可能に
LINEヤフー傘下のWeb3企業LINE NEXTは9日、ステーブルコインウォレットサービス「Unifi(ユニファイ)」をグローバル向けに正式ローンチしました。
これにより、LINEアプリ上でステーブルコインの管理や決済、送金、資産運用が可能になります。
LINEアプリで仮想通貨を簡単に管理
Unifiは、ユーザー自身が資産の秘密鍵を管理する仕組みを採用したノンカストディアル型ウォレットです。資産管理の主導権をユーザーが保持しながら、利便性の高い環境で仮想通貨を運用できます。
現時点では、米ドル連動型ステーブルコインであるテザー(USDT)に対応しており、ユーザーはLINEアプリ内で次のような操作を行えます。
・ステーブルコインの預け入れ
・資産の保管や管理
・送金や決済
・リワード(利息)の獲得
今後は対応するステーブルコインの種類も順次拡大される予定で、さまざまな仮想通貨をLINE上で管理できる環境が整備されていく見通しです。
さらにUnifiはLINEのWeb3エコシステムとも連携します。これまで個別に運営されていたDapp Portal(分散型アプリのポータル)やMini Dapps(LINEアプリ内で動作する小型Web3アプリ)がUnifiプラットフォームに統合されます。
これにより、ユーザーはゲームやソーシャルアプリ、デジタルコンテンツなどのサービスを利用する際、Unifiウォレットを通じて簡単に決済や報酬の受け取りを行えるようになります。
最大年率8%のリワードを提供
Unifiでは、預け入れたステーブルコインに対して年率4〜5%のリワード(利息)を受け取ることができます。
ただし現在は、サービス開始を記念した期間限定プロモーションを実施しており、最大年率8%のリワードが提供されます。
Unifiの資産運用機能には次のような特徴があります。
・基本利率は年率4〜5%
・キャンペーン期間中は最大年率8%
・入出金は24時間365日可能
・預け入れ上限なし
・解約手数料なし
これらの仕組みにより、短期的な預け入れでもリワードが得られます。銀行預金と比較して高い利回りを享受できるだけでも利用する価値はあるでしょう。
また、提携サービスを通じてステーブルコインを法定通貨に換金し、銀行口座へ送金することも可能です。
LINEの巨大ユーザー基盤がWeb3普及を後押し
LINE NEXTの代表取締役コ・ヨンス氏は、Unifiについて、世界中のユーザーが安全にステーブルコインを管理しながら資産の成長をリアルタイムで実感できるプラットフォームとして設計したと説明しています。
同社は今後、各国のステーブルコインや実物決済の領域へサービスを拡張し、Unifiをグローバルなデジタル資産ハブへ成長させていく方針です。
LINEは日本、台湾、タイなどアジア地域で広く利用されているメッセージアプリであり、数億人規模のユーザー基盤を持っています。
今回のUnifiのローンチにより、LINEアプリを通じたWeb3サービスの利用が大きく拡大する可能性があります。
特に将来的に日本円ステーブルコインなどが導入されれば、LINE上でのデジタル決済や国際送金、Web3サービス利用がさらに広がる可能性にも期待できそうです。
