リップル現物ETFが最終段階へ、11月13日(木曜)ナスダック上場の可能性
アメリカの大手投資会社Canary Capital(カナリー・キャピタル)が、米証券取引委員会(SEC)に「Canary XRP ETF」のForm 8-Aを正式に提出したことが確認されました。
この書類は、証券を米国取引所に上場するための最終登録手続きにあたるもので、新たなリップル現物ETFが上場直前の段階にあることを意味します。
新たなリップル現物ETF、木曜日に誕生の現実味
複数の海外メディアによると、ナスダック(Nasdaq)が水曜午後5時半(米東部時間)に上場を認証すれば、木曜日のマーケットオープン時にリップル現物ETFが取引開始される可能性があるとのことです。
もし実現すれば、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に続き、アルトコインとしては初の現物ETF上場となります。
これまでリップルはSECとの訴訟問題により上場のハードルが高いとされてきましたが、2025年に入り、米国金融当局の規制環境が大きく変化しつつあります。
新規口座開設でもらえる15,000円のボーナスを利用することで、自己資金0円からリップル投資を始められます!
リップルの今後への影響は?テクニカルが示す上昇余地

2025年11月12日午後3時のリップル価格は、1XRP=2.4ドル前後で推移しています。
テクニカル指標では、現在2.4ドル付近に抵抗帯が形成されており、短期的な反発の初動サインが見られます。ここを明確に上抜ければ、前回高値となる2.57ドルまで上昇する余地があります。
また、日足チャートでは重要な200日移動平均線(黄線)を再び上回りつつあり、中期トレンド転換の兆しも確認されています。

10月以降は2.10〜2.20ドルの価格帯で下値がしっかりと支えられており、市場全体の買い需要が底堅いことが伺えます。
さらに、もしリップル現物ETFの上場が正式に発表されれば、機関投資家による資金流入が一気に進み、3ドル台回復を試す展開も十分考えられます。
ETF承認の報道をきっかけに、市場は買い優勢へと傾く可能性が高く、短期・中期ともに強気トレンドへの転換が期待される局面です。
今後、ナスダックでの正式な上場発表が行われれば、リップル市場は新たなステージへと移行することになります。
ETFが現実のものとなれば、XRPは単なる送金ネットワークを超え、機関マネーが流入する「次世代の金融インフラ資産」として再評価されるでしょう。
木曜のマーケットオープンに、世界の視線が再びリップルに集まりそうです。

