マスク氏のX投稿でミームコイン「FLOKI」が30%急騰!
2025年10月20日、イーロン・マスク氏がX(旧Twitter)に「Floki is back on the job as X CEO!(Flokiが再びXのCEOに!)」と投稿しました。
投稿には、スーツとメガネを着けてデスクに座る愛犬Flokiのアニメーション動画が添付され、7時間で700万回以上の閲覧を記録。その直後、ミームコイン「FLOKI」が約30%急騰しました。
仮想通貨トレーダーの間では「マスク砲(Musk Effect)」が再び発動したと話題になっています。
イーロン・マスク氏の愛犬Floki、XのCEOに再任
マスク氏は以前から愛犬Flokiをたびたび“CEO”としてXで紹介しており、2023年にも同様の投稿で大きな話題を呼んでいました。
そして今回の投稿をきっかけに、ミームコイン FLOKI(フロキ) の価格が急上昇しています。
仮想通貨取引所データ(GeckoTerminal)によると、FLOKI/USDはマスク氏のX投稿直後に約0.000067ドルから0.000088ドル前後まで上昇。わずか数時間で約30%以上の急騰しました。

ミームコイン「FLOKI」とは?
フロキ(FLOKI)は、イーロン・マスク氏の愛犬Flokiの名前に由来するミームコインで、ドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)に続く犬系ミームコインです。
2021年に誕生以降、柴犬ブランドで人気を獲得し、現在ではミームコイン市場の時価総額で10位にランクインしています。
誕生当初はドージコインを模倣し、マスク氏の愛犬名を利用することで話題性を獲得するだけのミームコインでしたが、現在ではユーティリティ(実用性)を備えたエコシステム構築を目指す転換を測っており、メタバースやNFT関連の開発が進んでいます。
もし全てのユーティリティがうまく機能すれば、ミームコインながらも“何か使える”トークンになり得る可能性を秘めています。一方で、「まだ計画段階」「ミーム要素強め」「価格は投機的」という現実も踏まえる必要があります。
今回のように、マスク氏の投稿をきっかけに特定のミームコインが急騰する現象は、これまでにも繰り返し見られてきました。
特に、マスク氏が支持を表明しているドージコイン(DOGE) はその代表格です。
過去にもマスク氏の一言やSNS投稿によってドージコイン相場が急変することが何度もあり、今回の「Floki CEO復帰」発言を受けて、再び犬系トークン全体への注目が集まっています。
投資家の間では「FLOKIが動けば次はドージコインか?」との見方も広がっており、今後のマスク氏の発言やドージコインの動向に、改めて注目が集まりそうです。

