猫系ミームコイン「MOG」、現物ETFがSECに申請|2024年は約700%急騰

Canary CapitalがMOG現物ETFを申請
takayuki
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アメリカの投資会社Canary Capital(カナリー・キャピタル) が、猫をモチーフにした人気ミームコイン「MOG Coin(MOG)」 の現物ETFを米証券取引委員会(SEC)に申請しました。

リップル(XRP)現物ETFが承認されたばかりのカナリー・キャピタルが次に仕掛けるMOG現物ETF申請は、ミームコイン初のETF化として大きな注目を集めています。

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MOG Coinとは?約700%急騰したミームコイン

MOG Coinは、2023年に登場した猫をモチーフとするミームコインです。

犬系トークンの代表格であるドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)に対抗する形で、猫を象徴とする「#MogArmy」コミュニティがSNS上で急拡大。ユーモアと一体感を武器に、ミームトークン市場で急速に注目を集めました。

2024年に入ると、その勢いはさらに加速。1月から12月にかけて最大で約700%急騰を記録しました。

Mog Coinのチャート
MOG/USDチャート

この高騰の背景には、2024年に再燃したミームコインブームや、ビットコインETF承認をきっかけとしたリスクマネーの流入が挙げられます。

中でもMOG Coinは、「猫×インターネットカルチャー」というユニークな世界観を前面に打ち出し、これまで犬系コインが支配してきたミーム市場に新風を吹き込みました。

その独自性と拡散力によって、MOGはミームコインの新たな象徴として存在感を高めています。

MOG現物ETFがミームコイン市場に与える影響

カナリー・キャピタルによるMOG Coinの現物ETF申請は、ミーム資産が本格的に金融商品として扱われ始めたことを象徴する動きといえます。

もしSECによる承認が実現すれば、ミームコイン市場に新たな資金流入のルートが生まれ、2024年のような熱狂的な上昇相場が再び訪れる可能性があります。

ただし、MOGは依然として高いボラティリティを伴う投機的な資産です。価格はコミュニティの盛り上がりに左右されやすく、実用性というよりも「文化的・象徴的な価値」に基づいて評価されている傾向があります。

そのため、価格変動リスクや規制面での不確実性は依然として残っています。

それでも、もしETFが承認されれば、猫系ミームコインがついに金融市場の表舞台に登場し、停滞気味だったミームコイン市場が再び活気を取り戻す可能性があります。

その際に注目されるのが、ミームコイン市場を牽引するドージコイン(DOGE)とシバイヌ(SHIB)です。

両銘柄は独自のブランド力とユーザー基盤を確立しており、今後ユーティリティ(実用性)の拡大が進むことで、再び市場を牽引する中心的な存在となることが期待されています。

次期ミームコインブームに備えた投資戦略
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