【速報】ビットコイン急落で1,800億円が吹き飛ぶ|24時間で30万人が強制ロスカット
2025年10月17日午後7時(JST)、ビットコイン(BTC)は一時1BTC=1550万円まで急落しました。
この下落により、過去24時間で約1,800億円(約11.9億ドル)分のポジションが強制ロスカット(清算)されたことがCoinGlassの最新データで明らかになりました。
ビットコインのロング勢が大半を占める強制ロスカット構造
CoinGlassによると、30万以上のトレーダーがロスカット対象となり、そのうちロングポジション(買い)による損失が約1,377億円と全体の77%を占めています。
上昇を見込んでいた投資家の多くが一斉に清算され、市場全体がリスクオフムードに傾いた格好です。
- ビットコイン(BTC):約94億6,000万円
- イーサリアム(ETH):約35億5,000万円
- ソラナ(SOL):約9億8,000万円
- その他:約3億5,000万円
最大の清算は、分散型取引所Hyperliquid(ハイパーリキッド)で発生したETH-USDポジションで、30億円超に達しました。
主要取引所でもロング勢の巻き戻しが連鎖しており、価格を押し下げる圧力が強まっています。
連鎖的な「清算スパイラル」発生で市場に波紋
今回の下落では、ビットコインとイーサリアムを中心に強制ロスカットが集中。レバレッジ取引でポジションを抱えていたトレーダーが次々と証拠金不足に陥り、自動清算の連鎖(清算スパイラル)が発生しました。
清算スパイラルとは、相場急変によってロング勢のポジションが自動的に決済され、さらに価格下落を加速させる現象のこと。この動きが続くと、短期的にはさらにボラティリティ(価格変動)が拡大するおそれがあります。
国内取引所ユーザーは「追証リスク」にも注意
特に注意すべきは、国内取引所で仮想通貨レバレッジ取引を行うトレーダーです。
海外取引所では「ゼロカット制度」により口座残高以上の損失が発生しませんが、国内取引所では、強制ロスカットが機能しない場合、追証(追加証拠金)が発生する可能性があります。
短時間で相場が急落する局面では、想定外の損失が生じるケースも多く、専門家は「ゼロカット対応の取引所を選ぶことがリスク管理の基本」と警鐘を鳴らしています。
仮想通貨レバレッジ取引を行う際は、XM(XM Trading)などで導入されてる「ゼロカット」の仕組みを理解し、総合的な判断で取引所を選ぶことが重要になります。

