イーサリアム創設者ウォレットが約1.5億ドル送金|ETH下落に警戒

イーサリアム創設者ウォレットが約1.5億ドル送金|ETH下落に警戒
takayuki

2026年3月8日のイーサリアム価格は、1ETH=1,960ドル前後を推移しており、心理的節目とされる2000ドルを下回る水準で取引されています。

こうした中、イーサリアム創設者ジェフリー・ウィルケと関連があるとみられるウォレットから、約79,258ETH(約1億5700万ドル)が暗号資産取引所のKrakenへ送金されたことが確認されました。

投稿によると、複数のウォレットに分散されていたETHが1つのウォレットに統合された後、Krakenへ送金されたとのことです。

これらのウォレットは約10か月前にKrakenから同額のETHを引き出していた履歴があり、今回の送金は資産再配置または売却準備ではないかとの見方も浮上しています。

仮に取引所で売却が行われた場合、短期的にイーサリアム市場へ売り圧力が高まる可能性があります。

イーサリアム、テクニカル分析でも弱気シナリオ浮上

こうしたオンチェーンの動きと並行して、テクニカル分析でもイーサリアムの下落リスクを指摘する声が増えています。

以下のX投稿のチャート分析では、現在のイーサリアムは「トレードが難しい中途半端な価格帯」に位置していると指摘されています。

現時点のテクニカル分析のポイントは以下のとおり。

  • ETHは現在、明確なトレンドが出ていない状態
  • 2,000ドルの回復が短期上昇の条件
  • 回復できない場合、1,850〜1,900ドルの再テストの可能性
  • さらに下抜ければ1,700ドル付近までの調整も視野

特に、過去のサポートラインが現在はレジスタンスとして機能している点が弱気材料とされています。

チャート上では複数の赤いゾーンがレジスタンスとして描かれており、イーサリアムは今後、それらの価格帯を突破できずに下落トレンドが進行する可能性が指摘されています。

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大口資金の動きと価格動向に市場の視線

今回の大口送金と弱気チャート分析が重なったことで、市場ではイーサリアムの短期的な値動きに対する警戒感が高まっています。

特にイーサリアム創業メンバーのウォレットが動くケースは投資家心理に影響を与えやすく、大規模な売却の可能性は無視できません。

ただし、取引所への送金が必ずしも即売却を意味するわけではかく、以下の目的で取引所へ資金を移動させるケースも考えられます。

  • OTC取引(市場外取引)
  • 資産の再配置
  • 機関向けカストディサービスの利用

そのため、今回の動きが実際の売却につながるかどうかは、今後のオンチェーンデータや取引所の流動性動向を注視する必要があるでしょう。

一方で、イーサリアムが再び2,000ドルを回復できるかどうかが、短期的な市場センチメントを左右する重要な分岐点になるとの見方もあります。

今後、イーサリアムが2,000ドルを回復できるのか、それともさらなる下落が進むのか、今後の展開に注目です。

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