2025.10.16

DOGEチャート分析｜0.18ドルが運命の分岐点、下落トレンドは続くのか

takayuki

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2025年10月16日のドージコイン（DOGE）は、直近1週間で23.3％の下落を記録し、10日のトランプショックによる急落から依然として立ち直れていません。

6月以降に続いていた上昇チャネルを明確に下抜けたうえ、心理的な節目となる0.1ドルを割り込んだことで、ドージコイン相場は上昇トレンドから調整局面へと転換した可能性が高まっています。

現在の相場状況と移動平均線の関係

ドージコイン価格は16日3時（JST）時点において、1DOGE=0.198ドル付近を推移しています。

短期移動平均線（14）は価格を明確に下回っており、短期的には下落基調が強いと見られます。

中期移動平均線（75）と長期移動平均線（200）も下向き、または横ばい推移しており、中期～長期でも強気転換には至っていません。

特に、短・中期移動平均線が「デッドクロス」を形成しているため、上値の重さには引き続き注意が必要です。

以下に、現在意識される水準を整理します。

種別	価格水準	意味・注意点
レジスタンスライン	0.23ドル付近	過去複数回反落が見られた価格帯。戻りの強さを見る抵抗線
サポートライン	0.18ドル前後	10月初旬に下ヒゲをつけて反発したサ支持線。保持できるかが鍵
最終サポートライン	0.15ドル台	割れた場合、年初の安値圏に接近するリスクゾーン

出来高については、24時間取引高が約 27億ドル規模と高水準で推移しています。

ただし、今回の下落局面での出来高拡大が、売り圧力を伴ったものかどうかが注目点です。
※強い反発には、価格上昇と同時に出来高も伴うことが求められます。

現在のDOGE/USDは、中長期的にはレンジ圏で推移しており、短期的には下落基調が続いています。

今後の展開は、サポートラインの維持と出来高動向によって3つのシナリオが考えられます。

強気シナリオ（反発上昇）
：0.18ドル付近で下げ止まりが確認され、出来高を伴って反発した場合、短期的には0.21〜0.23ドルまで上昇する可能性あり
中立シナリオ（レンジ継続）
：0.18〜0.23ドルのレンジ相場を形成する可能性が高い。
弱気シナリオ（下落再開）
：0.18ドルを明確に割り込んだ場合、下落トレンドが再開し、0.15ドル台まで調整が進むリスクあり
→出来高を伴う下落が続くと、一時的に年初安値圏を試す展開もあり得る

全体として、0.18ドルが短期的な分岐点として意識されます。

このラインを維持できれば反発の余地が残りますが、0.18ドルを下抜けた場合は0.15ドル台への下落リスクが一気に高まる可能性あり。

ただし、トレンド転換を見極める上では、価格上昇と同時に出来高が増加するかどうかが重要な判断材料となるでしょう。

下落トレンドこそ利益獲得のチャンス！